ハリーポッターと謎のプリンス
ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)
- 作者: J. K.ローリング,J. K. Rowling,松岡佑子
- 出版社/メーカー: 静山社
- 発売日: 2006/05/17
- メディア: ハードカバー
- 購入: 9人 クリック: 68回
- この商品を含むブログ (510件) を見る
発売日に買ったのに*1、ようやっとこ読みわりましたッ…orz
長かった…でも面白かったッ!!
他様ブログやサイト様でも感想散見したのですが…
うん、巻き返してまいりましたなッ!
個人的には3巻以来の面白さ!!4、5がちょい不発でトーンダウンしてたのですが
これで最終巻まで読みきれそうですぞ(笑)!
…とはいえ、感想をあげるとなると、どうしてもネタバレ仕様になってしまうので
ちょっと、下げて、かくしておきますする。
ご興味のある方は、ぽちっとお願いいたします。
※ハリー感想ネタバレ使用です
いやー今回も騙されましたッ!!
ハリーの魅力の一つに、毎回の手を変え品を変えの〝どんでん返し〟があると思うのですが、今回も上手い具合に騙されましたな……
なにはなくとも〝半純血のプリンス〟の正体!!
…意外だった……よもやまさか、スネイプ先生とは……。
それがわかってから、ホグワーツ決戦を読み返すに、ホント今回の裏主役はスネイプ先生だったなあ。
若き日のヴォルデモート卿=トム・リドルも見どころっちゃ、見どころだけど
ラストまでゆくとどーしてもやっぱスネイプ先生ですよ…。
もともと〝不死鳥の騎士団〟⇔〝死喰い人〟の2重スパイな訳ですが、
はてさてこれから一体、彼のオチがどういうところに持ってこられるのか興味津々!
だああ、もう!やりやがったなローリングっ!!
個人的にはダンブルドア的善良支持説で最期には味方になってほしいところだけど
ノリでいったらやっぱりラスボスENDかしらん?おおう!気になる気になるッ!
でも、お母さんの苗字とはいえ〝プリンス〟ってちょっと
かっこつけすぎな気もしますぞ!大人になったあとでこっそり後悔してそうだ(笑)
あとは〝意外〟といえば、ラブ方面(笑)
最後の最後でジニーですかッ!
おお…っ、び、びっくり……。
正直、恋愛なんていつでもできるんだから、ハリーもロンもハーマイオニーも
ついでにジニーとトンクスと、あとビルとフラーも*2
そんなに愛に生きなくてもいいんじゃないのか?とぞ思いますが、
恋愛パートの明るいノリが、ヴォルデモート卿復活後の魔法界の混乱や
ホグワーツでの一連の騒動を少しでも忘れさせて明るく盛り上げてくれてるのは否めませんなあ。
そしてルーピン(元)先生に春が来たのは素晴らしい!
これに関しては、素直に良かったね〜と祝福してあげたい気分だ(笑)
お話的には、いつかはこの人が倒れる日が来るのだろうな
それはきっと今回だろうなあ…とは思っていたのでショックは少なかったですが…
さらば!アルバス・ダンブルドア!!
『指輪物語』のガンダルフ並みに〝最強!老人キャラ〟だっただけに
半ばの退場、惜しまれまする。
そしてやっぱりハリーたちののショックは大きいですな…。
そしてまだまだ分霊箱を4つも探さないとならないとは…先行きが長い…。
次回あたりついに、上中下巻セットになりやしないかと、心底心配だ…むう。
また、〝分霊〟というネタが興味身深くて、
これは去年、読んだ『金枝篇』なんかいでもちょっと出てくるのですが、
なかなか面白かったです。
童話なんかでもちょこちょこ見かけるけど、最近の作品でこれを使ったのって
あんまりないんじゃないのかなあ…。
ともあれ盛り上がってきたハリー、
最後まで読みぬく覚悟はできたので、来年、もしくは再来年あたりの
最終巻までがんがって待とうかとぞんじます。