機動戦士ZガンダムⅢ〜星の鼓動は愛〜


ソロモンよ!ぅわたしは帰ってきたァァぁあ!!


いきなり、アナベル=ガトーでこんにちは!
山梨に帰ってきたハヤシです。*1


「んじゃ、お前東京でなにやってたんだよ!!」
と思わるるとぞ推察されますが…


そんなんZⅢ、見てたに決まってるではないですかッ!!


そんなわけで〝ZⅡ〜恋人たち〜〟に続いて
星の鼓動は愛〟も感想あげさせていただきまする。


カンタンに評価すると〝星を継ぐもの〟が星5つなら
〝恋人たち〟が色々伏線込み込みの星3コ半
結局、〝星の鼓動は愛〟はコンパクトにまとまっちゃって
星3つでした…。


良くも悪くも〝恋人たち〟がターニングポイントだったなあ…。
ある意味Z三部作は2作目が要だったかと。


今回も情け容赦なくネタバレどんどこしょです。
一応下げて、《続きを読む》ボタンでぽっちっと推奨ですので
めんどくともよろしくお願いいたします。

















以下、ぽっちっとな!


今回は想定の範囲内ラストでした。


サボらずに〝恋人たち〟を観た人なら、ああなるほどねとぞ思ったことでしょう。


全体的にⅠからⅢまで軌道修正してきた〝すこやかカミーユ〟ならではの
ソフトランディングですな。


では、今回も、まとめるために足がかりの書き流しから…

書き流し初見感想

  • キリマンジャロダカールはやっぱカットか…
  • 実質的にはハマーン様VSクワトロVSシロッコの印象
  • エマさんVSレコアさんは原因と結果だけですかあああ(泣)!!
  • ロザミィ…いつの間にいィ…ヒドイよう
  • おもわず〝F91〟をレンタルした人はハヤシだけではないはずだッ!!

えーこんなカンジで…EDはホント、Gacktでなくてよかったんじゃないのか?と小一時間……


じゃあ、ちょこちょこ見て行きますか!


三つ巴の宇宙


まあそんなわけでキリマンジャロダカールはカットです


ついでに湖畔もカット、ロザミィもカットと削れるだけ削って、
第三勢力との接触とメイルシュトローム作戦に始終するコンパクト展開。


こうなってこると政治的な駆け引き、というよりはそれぞれの勢力内の
エース同士、カリスマ同士の潰しあいの側面が強くなってきますな。


具体的にはバトル面では、サラの死から〝生命散って〟の悲劇的バトル展開。
カリスマ面では、最終回の「世界劇場」*2ですな。


「つねに世の中を動かしてきたのは、一握りの天才だ」


とはシロッコの弁ですが、
うーん、この展開だと確かにそうかもな…と思ったり。



また、ハマーン様はTVのときでも、なんだかんだクワトロ(=シャア)を引き込もうと画策してますが、それが顕著になった印象。


ミネバ様にもそういった趣旨の発言をしているし…。
こういう改変は、ストーリーの流れを掴みやすくなるので
個人的には嬉しいところですな。


クワトロは…うーん、この人のことは、今も昔も良くわからん(笑)!!
ただ、ダカールの大演説がなかったのでなんだ上の2人に
やり込められてばかりのイメージが……ッ。


どこかのインタビューで御大が、〝逆シャア〟への流れがついた的発言をしていたように思いますが、正直ハヤシはこの展開で〝逆シャア〟への流れがスムーズになったとは思えなかったり…。


ただすくなくともZZがなかったことになりそうな勢いは感じますすた(笑)

生命、散って…


〝すこやかカミーユ〟をきっかけに、けっこういろんな人の生存改変に期待をかけていたんですが……。


散ってゆく人は、やはり散ってゆくのですなッ(泣)!


ボリノークサーマンが無駄にかっこよくてもサラは儚くなるし
カツはやっぱり岩…多少、物分りが良くなたって岩は岩だった……(泣)


そして、妙に気合が入っていたラーディッシュクルーも漢・ヘンケンも
出てきたついでにジェリドもさっくりと爆発*3


つか、エマさんVSレコアさんバトルーーーーぅ!!


か、改変しなくてよかったのにい…なんだか原因と結果のみ抽出にッ!!
歴代ガンダムシリーズでも私的No1シーンなのにィ!!


そしてエマさんはどうしてあそこでハッチを開けて外に出てしまったんだ(笑)!!


それでも、いきなり幽霊出演のロザミィよりはましかと思いますが……(泣)


余談ですがヤザンヤザンらしさが増していたように見受けられましたぞ!!
ある意味映画化で一番おいしかったのは彼かもしれない。
ちゃんと生存フラグも立ててるし(笑)

エンディング


改変版〝すこやかカミーユ〟EDです。


きっと賛否両論たくさんあると思いますが、
ハヤシ的にはコレはマルチエンディングなんだと解釈してます。


そのときどきで自分のルートを選択すればいいんじゃないのか、と。
物語の終幕としてはやはりTV版の精神崩壊の重みがふさわしい気もするけれど、


〝すこやかカミーユ〟の正常エンドは今のこの時代にこそ必要なものだ!
そうでなくては生み出されないものだ!とも思います。


「命の限界って、僕らが思っている以上に強いんです」


このカミーユのひとことが聞けただけでも良かったかなあ、と。


最後のシロッコ戦の流れはけっこうTV版をトレースしてきてるので、
この健常エンドは〝星を継ぐもの〟〝恋人たち〟からの積み重ねの賜物ですなあ。


なお、VSジ・O戦だと


「女たちのとこに帰れええ」


も妙に腑に落ちて好きですな。


ラストのファとの会話もかわいくて「ファだけは生身なんだ」というのも
なんだか実感として伝わってくるのが良かったです。
最後の最後でちゃんと地に足をつけてきたラスト。


結局、ファかよ!


とかいいつつ、ちょっとほろりとくるシーンでした。


ものすごい勢いでF91を思い出たけどね…(ぼそッ)


まとめと次回予告


個人的に思い入れのある好きシーンが片っ端からカットの嵐なので
星の鼓動は愛〟単体としてはちょっと評価が落ちちゃいますが、
最終的には、やっぱりちゃんと3部作を劇場で見られてしあわせだったですぞ!


新作カットと旧作画ブラッシュアップ編集も
〝TV版を尊重した作品作り〟と解釈すれば、気にならなかったし。
各キャラクターの行動や、思想もわりと解りやすく再処理してあったし
TV版Zの視聴者でもちゃんと楽しめました。


ある意味ライトな見かたになってるだろうし、
深い感想をあげられませんでしたが、
今回の感想はこんなところにしておこうかと思います。


ご贔屓様もいちげん様もどなた様も
ここまで閲覧ありがとうございました!


※いちげん様はカテゴリーにある「ガンダム」をクリックすると〝恋人たち〟の感想ははいってます。




さて、気を取り直して次回ははリューナイトの各話感想枠ですが、
最悪、明後日になるやも……最近お休み多くてすみませぬ…。


ではでは本日はここまでッ!!

*1:昨日帰ってきたんですが疲労で寝てた…

*2:コロニーレーザー内の劇場のシーン

*3:バウンドドック出番すくなッ