きまぐれロボット

きまぐれロボット (角川文庫)

きまぐれロボット (角川文庫)


ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさいッ!!
実は初・星新一ですッ!!つか、SFスキーとか言ってるくせに今まで読んでませんでした…ッ


ありえない、ありえない…自分アリエナイ…・・・OTZ


でもそんなダメっ子動物も卒業!
行きで完読しちゃった『オリエント急行』の代打として、出先で購入!!*1


さて、SSということで帰り片道で既に読み終わっちゃったわけですが(笑)……


白かった!!


発明家や博士、強盗に大富豪、はては宇宙人(!)と道具立ては破天荒なのに
ストーリーは現実の領分を飛び出したりしない、ヘンに頭を使わなくても
「ぷぷッ」ときたり「ありゃりゃ」となったり「おやまあ」と驚かされたり…。


日常系というか、なんというか、〝フツーでスゴイ〟ですな。


解説の古川日出男氏はそれを「夢を見ない」と称していますが…


うーん、つべこべ言わないで読んだほうが早いって!!


SSでちょっとだけなら、すぐ試し読みできるので
解説はいいから、ちゃんと頭からページをめくってみることをオススメします!


これもオススメ!




『迷惑がいっぱい』神林長平→フツー系SF、OL編
『なつかしく謎めいて』アーシュラ・K・ル=グウィン→フツー感覚持込系SF、おばちゃん編

*1:『左手に告げるなかれ』『終戦のローレライ』に次ぐ、東京駅購入本です・笑