『宝島』
- 作者: ロバート・ルイズ・スティーブンソン,寺島竜一,Robert Louis Stevenson,阿部知二
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1967/12/15
- メディア: 新書
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妊婦ですが妊婦胎教に悪いなあシリーズ①
なにせ登場人物のほとんどが海賊(笑)
お行儀もへったくれもありゃしませんッ!
「やい、おめえの頭は三つ穴滑車かァ」とか
「てめえの首と頭がおさらばしてらあ」とか始終そんな具合…。
再読ですがかなり内容を忘れていて、驚きました。
林檎樽の話は良く覚えてたのに、
立派なスモレット船長や、砦の攻防、財宝の顛末もきれいさっぱり忘れてました。
けれどその分、初読と変わらず楽しく読めたということで…。
海賊シルヴァーとか、髑髏マークの海賊旗とか、
後世の海賊者やそれに付随する要素のお手本で、ネタ帳としても優秀ですね。
ちなみにハヤシの初読時の動機は、
スティーブンソンの生涯を描いた、中島敦の『光と風と夢』です。
序盤退屈で仕方なかったけど、ラスト一行で大滂沱の名著です。