聖戦士ダンバインDVD2巻感想



バイストン・ウェルの物語を覚えている者は、さいわいである…



…ということで、毎日ダンバイン劇場を消化してしまったので、
今週はこちらから先に。


前巻の導入&ニーとリムルの〝ロミオとジュリエット〟編から急展開、
一気に開戦、バトル展開!


この切り替えの早さにはうならされますな…。


前巻の感想*1では「バイストンウェルのおおらか世界観…」などといってましたが、
だんだん厳しい面も見えてまいりましぞ。


ドレイク軍の侵攻によって、戦争が開始されれば
兵士による村や町の略奪がおきるし、戦災難民だって発生する。


ファンタジー世界といっていられない、厳しい現実がありまするッ!


…さすが冨野作品、侮りがたし!


またキーンが父キブツが敵味方になってしまった事を嘆くのに
ファム・チャウが「バイストンウェルでは珍しいことはじゃない」的な発言をしていて、驚かされましたぞ。


そう!今回はサブタイにもありましたが〝父と子〟がテーマになってましたね。


キーンとキブツのキッス家は言わずもがな、
ちょっとしか出てきませんでしたが、エレ王女と父君も
なかなか良いエピソードでした。


ちょっと涙ぐみそうだった…。



しかし、キブツ・キッスといいエレの父君といい、
好人物なのに驚くぐらいあっさりと散ってゆきますね…orz


でも、単純に消化されている訳でなく、それぞれに意味や意義を持って
戦っては散ってゆくのでそれはそれで良いです(おいおい)。


逆に恐ろしかったのが、母と子。


…っていうかルーザ・ルフト!


自らの目的のためには、娘すら犠牲にするのも厭いませんかッ!
もとから化粧も濃いし、豪気そうだとは思ってましたが、
ここまでの烈女とは…。


正直末恐ろしいです…ッ。


そういえばピンク髪でかわいかったエレ姫。
途中で母君と退場してしまいましたが、
最初は普通の子だったのに、なんだか一連の騒乱で急成長!


霊力?のようなものまで見に着けて思わせぶりに
母君と山篭り→途中退場でしたが
ちゃんと再登場するのでしょうか?


けっこう気になりまする…。


去ってゆくパットフット&エレ母娘をそっと城の塔から見送る
ガンコ爺…もといホイゾン王もちょっと良かった…。


すんません、ベタな演出すっごい好きなもので(笑)


敵はほぼ毎回、ガラリアとトッドの凸凹コンビでしたが(笑)
次回、〝トッド激進〟らしいので、
きっとまたなんかやらかしてくれるのでしょう!


砦→領主館→城とだんだん激化してきた戦況とともに
楽しんでまいりたいとぞ、思いますッ!



以下蛇足です(相方ソースネタバレ)








さて、相方はすでにダンバイン全話コンプ済みなので、
聞いてみたところエレ王女、ちゃんと出てくるみたいですね!


はてなページのサブタイにも冠話あるし…楽しみ、楽しみッ!


ちなみにその相方いわく


ルーザ・ルフト激怖い!!


…らしい………娘人質作戦でも怖いのにまだなにかありますか…
あ、あんまり楽しみでないッ!!


そろそろはっちゃけ気味のガラリア&トッドコンビのうちどっちかに
死亡フラグだと思うのですが、どーでしょう?


ん〜、やっぱガラリアさんかな(ヒドイ!)


個別エピソードとか、いきなりドレスアップしだしたらフラグ確定*2
だと思うのですが、さてさてどうなる事やら。


あとそろそろ、フィネガン王のジム的オーラバトラーだけでなく
新型機がほしいなあ…敵でいいから(笑)

*1:http://d.hatena.ne.jp/hayashi-azuma/20060118

*2:Vガンのルペシノさんのフラメンコドレスとか…ってそこかよッ!