『タウになるまで待って』森博嗣/著 講談社ノベルズ
お久しぶりのGシリーズ!
今回もシンプルに、淡々と、しかしながらこっそり読者サービスも盛り込んでおおくりいたします。
人里はなれた山中にある〝超能力者〟の屋敷《加羅離館》
ちょっと得体の知れない探偵・赤柳さんのお手伝いでこの館を訪れる羽目になった
山吹先輩、加部谷ちゃん、そして海月君。
たまたま新聞社の取材クルーとも鉢合わせ、あわせて7人に降りかかるのは…
雷雨の予言、嵐、不可思議な人物消失ショーに…密室殺人!
おおっ、珍しく?超王道〝吹雪の山荘〟シチュエーション!
な、わけですが、ほら、そこは森ミステリィ(笑)
犀川先生、ヘリでいきなり現れて即解決って…orz
え〜、で、結局犀川先生は西之園萌絵嬢の家にお泊りだったんでしょうか?
ある意味そこが一番気になるところ。
ついでに赤柳さん、またも「真賀田四季」を追ってるわけですが
最後の最後でトリをさらっていくのは…えっ、睦子おば様?
ううん!次回も目がはなせませんな。待て次巻!