『働かないアリに意義がある』

働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)

働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)

 


これも楽しい、ゆるサイエンス!!


これは自分の中でゆるサイエンスブームが来ている気配ッ


個人的に前述の…


『生物と無生物の間』、『宇宙は何でできているか』、そしてこれでゆるサイエンス御三家でいいんじゃないかな?


八チ、アリ等の「社会」を構築するタイプの昆虫の生態を解き明かしつつ、人間社会にもなぞらえる…といった内容。
文章がラフなので、とても手軽に読んでいけるのも良いですな!


雌雄があるのに、生殖個体を見るとクローン生殖しかしていないハキリアリの一種や
健常なコロニーをのっとって、ただ乗りする個体(チーター)と、健常なコロニーの存亡バランスの話
※繁殖力の強いチーターに乗っ取られたコロニーは滅んでしまうけど、チーター自身も死滅し、あとから健常なコロニーがまた出てくるので地域全体のバランスがとれている…というヤツ


…などなど、摩訶不思議なのにどこか身につまされる昆虫社会に驚かされっぱなしでした!


また、『宇宙は何で〜』もですが、


「ここまでは分かっているケド、ここからは分かりません」という素直な姿勢がよろしい


ここしばらく雑学新書でゆるサイエンス系ちょこちょこ読んでますが、とてもためになるし面白いので
今年のマイブームは「ゆるサイエンス」で行こうかなあと思っておりまする。

次回更新


図書館レンタルを中心に、まだまだモソモソ10冊目指して読んでゆく予定。
予定の空いているうちにできればリストを読みこなしていきたいところですな…。


ではではほんじつはここまでッ!