『破妖の剣6鬱金の暁闇9』

破妖の剣(6) 鬱金の暁闇 9 (コバルト文庫)

破妖の剣(6) 鬱金の暁闇 9 (コバルト文庫)



話が進んだんだか進まないんだかッ!?


展開的にはある程度成果も出て進んだんだけど、
内省独白的な描写が多すぎてちょっと食傷気味。
うーん、どうしたものか…。


邪羅くんは好きなんだけどなあ、あんまりラスべったりでも、ちょっとなー。


しかし、今回の最大の犠牲者は彼ではないのだよ!



紫紺の君ーーーッなんてしょぼい最期かッ!



まあ、元からちょっと間の抜けたところのある紳士さん(“趣味がアレな人”の隠語)だったけどッ!!


そ、そ、そ、そりゃ無いよう…。


連鎖反応的に彩糸もいなくなってしまうわけで
こうも残酷にあっさりさっぱりばっさりだと
最終的になんだかんだで復活劇でもないことには
納得いかないんだけれどもどもどもッ!
※その伏線はご丁寧にもう潰されているわけだけれど


いやあ、破妖はいったいどこへ行ってしまうのかッ!?


思えば本格的に本読みはじめた、ごく初期にラノベに手を出した
嚆矢が“破妖”だったんだけれど
こうも長く読むハメになろうとは…そしてこうもハラハラさせてくれる羽目になろうとは……。


想像だにしなかった、局面だッ!


ともかくなんとか完結するまで意地で喰らい付いてやるゥ!