『D.gray-man』１５〜１７

D.Gray-man 15 (ジャンプコミックス)

表紙は“ほのぼのティエドール一家”なのに中身は殺伐なそんな１５巻から。

ノア・ルル＝ベルの卵奪回本部襲撃に、Lｖ４誕生、リナリーの復活と
アレやらコレやらてんこ盛り展開ですが

少年誌と思えないぐらい重いッ重いよーーー！

タップの件といい、他の科学班の皆さんといいファインダーさん達といい
いったい何人、死んどるんじゃーーーー！

あまりのダークさ加減にそのうち掲載誌が変わりそうで怖いです…。

バトル面ではいままで見られなかった元帥の活躍も見られるし
結構良いんですがねッ！

やっと長い夜が明けて、次は……なぜゾンビ！！

伯爵側のシリアス小話を挟んだというのに、黒の教団はギャグパートに突入

そしてまた踏んだり蹴ったり！！！

特に、大怪我しっぱなしのリーバー班長や
寝込みっぱなしで起きたとたんこの有様のクロウリーあたりは
お前らぜってー厄年だろッ！とつっこんでおきたいッ！

神田やラビが幼くなったり(読者サービスですな！)
ジジィがウサギになったり(読者サービス…じゃねえ！)
かなり路線不明朗なうえ、投げっぱなしジャーマンオチで
このあたりは読んでてかなり……いや、もはや何も言うまい…

なぜならこのひと時の笑いも、次の重みに耐えるためのインターバルだったのだからッ！！

「ついに明かされる１４番目の真相！！」

…なわけですが、

今度はストーリーが重いッ、重いよーーーッ！

もともと不幸属性メガ盛りな主人公アレンな訳ですが
この１４番目オチはあまりに踏んだり蹴ったりすぎるーーーー！

厄年どころじゃない！きっと大殺界だ！！

本気でアレンの行く末が心配です

どうなってしまうのやら……。

コミックス刊行はここで打ち止めなので
待ち状態ですが次はまた初心？に戻ってイノセンス回収系の少し笑える話かなあ？

余談ですが、１４番目のくだりあたりはあとで
Dグレアニメ版の最後のOP曲を聞いてたら結構しゃれにならない気分になりました…。

さほど好きな曲じゃなかったけど、ちょっと評価変わったさ〜。

そんなこんなでコミックス消化は終了！
来月は活字本、よみたいものですなッ