映画“ゲド戦記”感想
夏も終わっちゃうし…ということで見てまりました“ゲド戦記”ッ!!
やや辛口なので一応さげておきまする。
ご興味のある方は、ぽちっとプリーズで!
………。
ごめんなさい、正直あまり面白くなかっ…た
観終わったら、なんだかしょんぼりしてました…。
原作好きにはちょと残念な内容だったやも。
どっこいこれが未読はになると話は別のようで
一緒に観にいった相方はというと…
「良かったよ。わかりやすかったし星10個評価でいったら7つくらい」
…と好評価。
よくよく話を聞くと、テーマがベタ*1な分だけ個人的な体験に照らし合わせやすくて共感できた模様。
確かにテーマに関しては、余すところなく登場人物に語らせているので理解しやすいし
ストーリーも複雑なところはなく置いてきぼり感はなかったですな。
とくに前半のホートタウンの様子などの描写は秀逸で
原作派のハヤシも楽しむことができました。
全体的にも原作の良い意味で地味な世界観*2を尊重して受け継いだ格好になっておりまする。
しかしそれが全体の地味さになってしまってるわけで…ッ
原作者のル=グウィンの重厚さを映像で表すのが至難の技なら
わりきってエンタテイメント的派手さを導入しても良かった気がいたします。
ル=グウィン原作で+30点、ジブリで10点
相方ボーナスで10点水増して
総合評価で80点で!
…水増し分、抜いたら30点ですなあ。
とにかくわかりやすい作品ではあるので、親子連れなぞにはよさそう
でも、ちょっと斜に構えた大人が見るものではないですなあ。
今度、時間があったら開き直ってエンタメ枠で
“デッドマンズチェスト”でもいこうかなあ…(笑)